ココロザシ

ソーシャルビジネス、中小企業の動向、その他私事キロクします。

〈起業〉個人の「見える化」①

最近良く目にする「見える化」。

とくにビジネスの世界でよく目にする経営の見える化であれば、日々成果として現れる「数字」をわかりやすく「見える化」することで、次に打つべき施策など、意思決定を助けます。

投資の世界でも、投資対象のパフォーマンスがチャートなどの見やすいグラフで表すことにより、リスクとリターンのバランスを確認することができます。

大量の顧客データや行動ログなども、そのデータをよりわかりやすく「見える化」することにより、より効果的なマーケティングに活かすことができます。

IT技術の進展により、日々の成果やパフォーマンス、アクションは容易に「見える化」されやすくなっています。

このような「見える化」というキーワードで事業を考えた時、2つの視点から見える化を推進することで、事業に深みをもたせ、ひいてはプラスアルファの価値をもたらすことができると考えています。

第一にソーシャルセクター、いわゆるNPOやNGOなど、いわゆる社会的事業を推進する組織の、社会的成果=どれくらいの期間で、どの程度社会をよくしたかをについて「見える化」すること。

これはイギリスや米国など、西欧諸国を中心に研究が進められていますが、近年日本でも、組織の透明化、活性化や寄付市場の拡大を目的として、社会的成果の定量化について議論されています。

僕の中で社会的成果のベンチマークの生成、アウトカム、インパクトの可視化はソーシャル・ビジネスを考える上での重要なテーマであると思っているので、また機会があるときにブログに綴りたいと思いますが、起業という観点から「見える化」が事業価値をもたらすもう一つの要素があります。

それが「個人の見える化」いわゆる自分ログです。

これについて次のブログで、なぜ個人の見える化が私が事業を創る上で重要だと思うのか、背景と仮説、そして具体的にどのような事業アイデアがあるのか、記録していこうとおもいます。

 

誰かのために生きてこそ、人生は価値がある

                    −アインシュタイン−