ココロザシ

ソーシャルビジネス、中小企業の動向、その他私事キロクします。

〈起業〉個人の見える化②

今回は、社会や技術の変化に伴って、「個人の見える化」が俄にビジネスのタネになるのではないかということについて書きたいと思います。

データの収集や記録、蓄積、可視化が容易になった昨今、自分の活動を記録し、生活、いや人生に活かしたり、後世に自己の存在をアピールすることができる「自分ログ」が定着しつつあるのではないかと思います。

個人的なことではありますが、今僕は以下のようなことを記録・管理し、 普段の生活を見える化することによって、自分活動の見える化、そして行動の改善を図ろうとしています。

  • ナイキ+・・・iphoneのアプリ。ランニング等のエクササイズを記録する。走行距離、経路、走行時間、消費カロリー等が記録できる
  • 読書メーター・・・読書の記録。読了冊数、ページ数、感想などが記録できる
  • ZAIM・・・iphoneの会計アプリ。日々の入出金を記録し、収支を把握できる
  • iknow!・・・iphoneの英語学習アプリ。英単語の学習状況を記録し、記憶が定着した単語数が記録できる

それぞれジャンルは違いますが、自己管理と行動改善を図る上で非常に役に立っています。

何しろ多くのアプリにおいてデータの見せ方が直感的に理解できるように可視化されています。

それだけではありません。ほとんどのツールが、次への行動を促すための工夫が凝らされていて、モチベーションを高めてくれるのです。

とにかく、記録することが楽しくて、もっと次も頑張ろう、あるいは次はこうしよう、と動機づけられるのです。もちろん、記録すること自体が目的になってしまってはいけないとは思いますが、結果として自己成長あるいは現状把握の効果があるため、プラスと言えるでしょう。

そう、「自分ログ」とその見える化は、ある特定のテーマに対して、

  • 現状把握
  • 行動の改善・さらなる行動促進
  • 楽しさ・自己肯定感の促進

がもたらされる、素晴らしいことだと思います。

だとすれば、ある特定のテーマを選定し、テーマに沿った行動データを記録・蓄積し、見やすい形で表現し、さらに楽しくなるような仕掛けを施せば、そのツールの利用者が増えてくれるのではないかと思うのです。

ここでユーザーにもたらす提供価値は、「自己成長の見える化」そして「自己の前向きな行動に対する自己肯定」であると考えています。

さらに、この「特定のテーマ」は、僕の人生を捧げられそうなテーマを置くと・・・

「社会貢献」

となります。

これがテーマになれば、自己の社会貢献活動が見える化されることにより、社会的インパクトと自己肯定感のより一層の拡大が目指せるのではないかと考えるようになりました。

今後、具体的な事業アイデアメモを書いていこうと思います。

 

−夢を捨てるとき、この世は存在しなくなる−

ウィンストン・チャーチル