ココロザシ

ソーシャルビジネス、中小企業の動向、その他私事キロクします。

人生とは時間に色を塗っていくこと??

 

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 中小企業支援のお仕事を始めてから、いわゆる経営者と呼ばれる人々や、ある業界にめちゃくちゃ詳しい人とか、その道のプロフェッショナルと呼ばれる方々とお話させていただく機会が徐々に増えてきました。

そんな、これから世の中を変えていこうと邁進している方々は、僕も含めて普通の人と違う決定的なコトが違うと改めて気付きました。

それは「時間の使い方」。

タイムマネジメントです。

よく自己啓発本なんかにありますね。目標たてて、逆算して、行動する・・・(以前の記事にも書きましたが)

でもでも、そんな文字で書いてあるようなことを意識しているわけもなく、

ただ、経営者の方々の動きを見たり、聞いたりしていくなかで、よりリアルに感じたのは、単にTODOをこなしていくのではなく、とにかくなんでもかんでもスピード速くやっているのでもなく、

「時間に自分の色を塗っている」ということです。

どういうことか?

これは僕がいろいろな経営者、何らかの分野で成功している、あるいは成功しそうな人の話を聞きながら思ったことですので、あくまで勝手なイメージなのですが、

人は生まれた瞬間から

自分の持ち時間があって、はじめは全て空白、無色透明。

人生の最期の瞬間に後悔するか、心豊かに天国に行けるかは、生きている間に塗ってきた時間の色の重なり=混ざった色で決まるのかなぁと。

 成功、あるいは、本当に幸せだったと思って最期の時を迎える方は、自分の人生の中で強烈な願望(≠欲望)がある、だからその願望を成し遂げるために、自分の思考のイメージを実現するために、「ある色」のイメージを持っていて、無色のキャンパス(使える時間)にできるだけ多くその色の時間を塗っていくのです。

反対に、後悔したり、寂しく、不幸な気持ちで最期を迎える方は、他人に塗られたキャンパスになっているか、自分の願望に沿っていない色で染めてしまった方なのかなと。

ここでの色とは、

「行動の内容」

です。

行動の内容は大きく2つの軸に沿って色が変わります。

「自分の願望に沿った行動か」

「人のため、社会のためなど、◯◯のために動いている行動か(特に長期的に)」

これらの行動には白だったり、赤だったり、「陽」の色がつきます。

反対に、「自分の願望でないこと、自分のため(我欲)の行動」は「陰」の色がつきます。

具体的な行動と色の例を挙げると、以下のような感じでしょうか。あくまでイメージですが。自分の好きな色を「陽」の色にしてかまわないと思います。

 

「陽」

赤…人生を良くするような、長期的な視野で願望に沿っている時間(起業、計画、企画、発明、ボランティア、アイデア会議、作品作り、勉強、社交、紹介など)

水色…長く、色塗りができるような土台作りの時間(運動、手料理、会話など)

緑…その時間だけは楽しく、いい思い出となる時間(スポーツ、趣味)

オレンジ…陽の時間のつなぎ時間(移動など)

「中」

灰色…内容関係なく、ただ考えている時間

「陰」

茶色…願望に沿っていない、人にやらされている時間

黒…壊す時間(人間関係、地球環境、命、社会など)

 

これ、チャート図にできそうな気もするので、今度もう少し時間をかけて内容を練ってみようかなと思います。

さて、こんな感じで人生の豊かさと後悔を分ける2つの軸に沿って、時間を行動の内容によってを色分けしたわけです。

なんでこんなことを考えたかというと、自分自身の行動を見つめなおす、具体的な方法を模索するためです。

例えば、

1.自分の願望を定義する(人生において追い求めるもの)

2.それが「◯◯のため」になっているか確認する

3.行動の内容と色を定義する

4.手帳や日記に、なるべく細かい時間に区切って、定義した色で行動した時間を塗る

5.後で振り返る

6.行動を見直して、質を高める

といったことです。

色で塗り分けることによって、自分の行動の質が見える化でき、自分が決めたよりよい人生につながっていくのではないかと考えたわけです。

憶測ですが、成功した人、心が豊かでいつも笑顔な人というのは、「陽」の時間が多くを占めているのではないかと思うのです。

僕は凡人ですが、こういった手間を少しかけることによって、少しでも人生を実りあり、人のためになり、ポジティブな時間になるのではないかと思うのです。

人生は自分の時間にいい色を塗っていくことで決まる、そしてそれは自分で決められる。

そう信じて、いきまっしょい!

ちなみに、今までお会いした尊敬に値する方々の中で、もっとも輝いている時間の内容と色は「メタリックレッド」かなぁなんて思いました。

内容は、「自分の願望と相手の願望が一致して、その方との関係を育む時間」です。

これは今後の時間の色をどんどん「陽」に変えていく要素だなと感じています。

久しぶりに書くと止まらんので、今日はこの辺で。

 

If I had six hours to chop down a tree, I'd spenda the first four hours shaping the axe.

-Abraham Lincoin-